映画と本と、時々・・・
感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
プロフィール

Author:CD
FC2ブログへようこそ!



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



友達申請フォーム

この人と友達になる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



スティーブ・ジョブズ 神の交渉力/竹内一正
暑い日が続いてますが、皆さんお元気ですか?
私は暑さにめっぽう弱い上に、冷たいモノの飲み過ぎと子供の世話で(笑)
ちょっとバテ気味ですが、北京オリンピックを観て元気を出しています。
オリンピックはすごいですね。北島始め日本選手団には毎日力をもらってます。
フェルプスとかボルトとか超人的な選手も出ていますが、私のお気に入りは
男子1万メートルのベケレ選手です。
この人は凄い!10キロ(正確に言えば9.何キロ)走った後で、スプリンター並の
爆発力で2位以下をあっという間に引き離してしまうんです。
それも余裕を持って、相手の出方を見てからあざ笑うかのように圧倒的な
スピードでぶっちぎっちゃうんですよ。
今大会も勿論金メダルでした。

さて、すっかり更新が遠のいてしまいましたが、映画以上に超久々に
本のご紹介をします。活字中毒なので結構読んでるんですが、なかなか記事が
書けませんが、これからボチボチ書いていこうと思います。(ホントか?)

「スティーブ・ジョブズ 神の交渉力」を読みました。今やパソコンよりも
iPodやiPhoneの会社として有名なアップル社のCEOについて書かれた本です。
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
竹内 一正
4766710487


私はMacユーザーで、iPod始めアップル製品も大好きです。最近、欲しい物ってあまり
無いんですが、アップル製品は発売されるたびに「コレ欲しい〜」と思ってしまう
魅力があるんですよ。まず何と言ってもデザインが好きです。で、操作性もユニークだし、
パッケージとか操作説明のビデオとかでワクワク感を煽られる作りなのもいいんですよね。
と言うわけで、ステーブ・ジョブズのことは興味があったんですが、どういう人なのかは
全然知りませんでした。でも、読んだら凄い!とんでもない人です。悪い意味で!(笑)
「ワガママ」とか「自己中」というレベルではなく、「傲岸不遜」な感じです。
と言いつつ、傲岸不遜の正しい意味は知りません、わがままの最上級的な意味で
使ってます。(笑)
今までに交渉してきた相手が、ディズニー、ビートルズ(アップルレコード)、ビル・
ゲイツ等錚々たる顔ぶれで、それに対して自分本位の理屈で勝って来ちゃったんですから。
交渉の場に限らず、「人としてどうなの?」という言動が目立つジョブズですが、
「世の中に存在しない物を自分の力で新しく生み出す」という一念で突っ走ってきている
感じで、だからこそ、あんなにワクワクするものが作り出せるのかなとも思い、
やっぱりすごい人だなーとは思います。

最後に、マッキントッシュというコンピュータを発売したときの、アップルのCMを
ご紹介します。

これはジョージ・オーウェルの小説「1984」をモチーフにしている。小説では
統制国家を支配する巨大権力者「ビッグブラザー」が登場し、人々はビッグブラザーに
すべてを支配され、監視され、自由を奪われて洗脳されていく。
このビッグブラザーがIBMである。大型コンピュータで世界を制覇し、パソコンの世界も
支配しようと侵入してきた。それを食い止め自由をもたらすのがアップルだと強烈に
暗示している。(以上、本書より抜粋)
このCMの監督は、何と「ブレードランナー」や「エイリアン」のリドリー・スコット
なんです。それでは、約1分の映像ですが、興味のある方は観てみてください。





テーマ:**本の紹介** - ジャンル:本・雑誌

たったひとつのたからもの/加藤浩美
昨日、家でテレビをつけたら「ベストハウス1.2.3」という番組で
感動したCMベスト3みたいなことをやっていました。
私が観たのは、ちょうど1位のCMを流すところだったんですが、
この1位は当時私もすごく感動して、その影響で本も読んでまた感動したCMでした。
どうしても、この本のことが書きたくなったので、今日はそのことについて書きます。

たったひとつのたからもの
加藤 浩美
416365450X

小田和正の歌をバックに流れる明治生命のCM。小さな男の子と家族の写真が数枚切り替わる。海を背景に父親が息子を抱きしめている写真で終わる、わずか数十秒のCMが全国的に話題を呼びました。男の子の名は加藤秋雪くん。生後一カ月でダウン症と判明、心臓の合併症で一年の命と告げられます。しかし秋雪くんは六年余りを精一杯生きて、一九九九年に世を去りました。この本は、秋雪くんの一生をレンズを通して見つめ続けた母親、浩美さんの記録です。いちばん大切なものは何だろう。そう自分に問いかけたくなる本です。 (アマゾンより)


この本が出版されたのは知っていたので、本屋に行ったときに、平積みされていた
その本を手に取り、立ち読みしてみることにしました。
そうしたら、プロローグの所を読んだだけで、涙が溢れてきて困ってしまい、
あわてて読むのをやめて購入し、家に帰りました。

家に帰って読んでみると、やっぱり涙が止まりません。
秋雪くん自身もご両親始め周りの人も、みんな必死になって一生懸命生きているのが
伝わってきて。
我が子が生まれながらに重病で、余命1年と厳しい宣告を受けたらどう思うんだろう?
辛く悲しいどころではなく、恐らく申し訳ないような気持ちにもなるだろうし、
打ちのめされて何も手に着かないかもしれません。
でも、このご両親は、惜しみなく愛情を注ぎ、一生懸命生きています。
勿論、秋雪くん自身も。
秋雪くんの存在そのもので周りの人が幸福を感じているのも伝わってきます。
周りの人にとって、秋雪くんは本当に「たったひとつの(かけがえのない)たからもの」
なんですね。

この本の中で、お父さんが秋雪くんを抱きしめている写真があるんですが、写真を
撮っているおかあさんは「お父さんの方が秋雪に抱きしめられているように見えた」
というようなことを言ってるんです。これ、すごく分かります。
私自身も子供を抱きしめているときに、逆に抱きしめられているような
不思議な幸福感に包まれることがあります。

この本の中で「人の幸せは命の長さではない」という言葉があります。
これを読むと本当にその通りだと思います。
では、何によって決まるのか?一瞬一瞬を大切に一生懸命生きることなのか、
惜しみなく愛情を注ぐことなのか?
今の自分は、そのどちらもできているとはとても言えないんですが、一生懸命
生きなきゃと改めて思いました。

「この本感動するよ」っていう勧め方はしたくないんですが、より多くの人が
読んで秋雪くん(とその家族)の存在を記憶にとどめて欲しいなと思います。

最後に、そのCMをユーチューブで見つけたので、アップしておきます。
小田和正の歌が、秋雪くんのために作られたんじゃないかと思うくらい
すごくこのCMに合っています。





テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

ウェブ時代をゆく/梅田望夫
梅田望夫の「ウェブ時代をゆく」を読みました。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
4480063870


現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために――。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。『ウェブ進化論』完結篇。 (アマゾンより)

以前に読んだ「ウェブ進化論」の完結編という位置づけのようです。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
梅田 望夫
4480062858

誰もがパソコンを自由に使えるようになり、ブログなど情報発信を容易にする手段が普及、Googleの検索エンジンなど情報を取捨選択する方法が広まったことで、Webの世界が変わりつつある。いわゆる「Web2.0」だ。
著者は、ネットの「あちら側」と「こちら側」というユニークな視点で、Webの進化がもたらす影響を解説する。あちら側とはGoogle、Amazonなどがネット上でサービスを展開する世界。こちら側とは、企業内で閉じた情報システムなどのローカル環境を指す。(アマゾンより)


「ウェブ進化論」同様、「ウェブ時代をゆく」もすごく面白く、ためになりました。
前作で、ネットを中心とした世界で、今どんな変化が起きているのかといったことの
概要を知り、その象徴的な存在である「グーグル」という会社の凄さやある種の
恐ろしさも知り、衝撃的だったんですが、今作では、そういう時代に生きる者として
ネットを活用して、いかに働き、いかに学ぶかについて書かれています。

自分の好きなことをして楽しく働くためには、今はすごくいい時代だということが
書かれ、基本的に楽天的な立場に立って書かれているので、前向きになり
参考にもなりました。
この著者の考え方には共感できるので、あえて悲観的な立場に立った本も書いて
ほしいなと思いました。

この本の中で出てくるエピソードを一つご紹介します。

ニューヨーク在住のコールトンというプログラマーがいた。
彼はミュージシャンとして生きたいという夢を持っており、一念発起して
仕事を辞め、1週間に必ず1曲書いてレコーディングし、ブログにアップ
することにした。その曲は誰でも無料でダウンロード可能だが、お金を
払いたければそれも可能というものだった。
口コミなどによって徐々に広まり、今では月収3000〜5000ドルを
稼げるようになた。このうちの約7割が無償でも入る曲にファンがお金を
払ってくれたものだという。
更にファンが無償で曲にイラストをつけてくれたり、プロモーションビデオを
作ってユーチューブにアップしてくれたり、もう少し稼ぐにはどうしたら
いいかと問えば、多くのファンが様々なアドバイスをくれるという状況に
までなっているという。
コールトンは毎日ブログを更新し、ファンから届くすべてのコメントに返信
(1日平均100通)しているそうである。

こういうことって実際にあるんですね。この人はすごく充実感のある
人生だろうなとうらやましくなりました。
また、努力するのは無論のこと、運や才能という要素もあるとは思いますが
こういう可能性を秘めたwebというもののすごさを感じました。
また、「働く」ということの意味も少し変わってきているのかなーという
印象も受けました。
こういうことに興味のある方には是非おすすめの本です。
(私としては、進化論から読むことをおすすめしたいです)


テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

天使と悪魔/ダン・ブラウン
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読みました。
「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドン教授シリーズ第1作です。

天使と悪魔 (上) (角川文庫)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
4042955010


ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれていた―。 (アマゾンより)

これもダ・ヴィンチ同様すごく面白かった!あれが好きな人なら絶対おすすめです。
物語は、セルン(欧州原子核研究機構)の内部で、反物質の大量生成に成功した
科学者、レオナルド・ヴェトラが胸に「イルミナティ」という焼き印を押されて
殺されるところから始まります。
イルミナティとは古の秘密結社で、元々はカトリック教会と対立してきた科学者達の
集まりに端を発したもので、だんだんと過激さを増しつつ、フリーメイソン等別の
組織に潜入しつつ支配してきたと噂されている。反物質というのは、エネルギー効率
100%というとんでもないエネルギー源で、1gで広島に投下された原爆と同等の
エネルギーを有している。
カトリックの総本山であるヴァチカンで前法王が死去したことによる「コンクラーベ」
(次の法王を選ぶこと)が行われている日に、レオナルドの暗殺者から、
有力な候補者4人を次々に暗殺すると同時に、反物質を使って、ヴァチカンを
壊滅させるという犯行予告が入る。
それを阻止するために、ラングドンが中心となって、暗号を解きつつ一歩一歩
真相に近づいていくというタイムリミットサスペンスです。
そこに、イルミナティを始め色々な知識も得られるし、謎解きにも参加できるし
観光案内風なところや恋愛ネタも絡んだりして、エンターテイメントの極みの
ような作品でした。
そして、全体を貫くテーマとして「宗教と科学」というものがあり、これも
結構考えさせられます。
私は、無宗教なので、どちらかといえば科学派なんですが、カトリック側の
人物のセリフにはハッとさせられました。すごく短くまとめると、「科学は
色々な人間の欲望に応えてきたが、民に力だけを与え、その枠組みを示して
いない」「科学の教科書には核反応を起こす方法は書かれているが
その善悪を問う章はない」というようなことです。
温暖化や核兵器の開発、クローン技術の問題等、進化・進歩の名の下に
その意味を深く考えずにやみくもに進んでしまうことに疑問を感じていたので
やっぱり宗教も大切なのかもと思ってしまいました。作者はそれがいいたくて
この作品を書いた訳じゃないと思いますが。
でも、反物質の生成は本当に成功しているようなので、どうか使い方を間違え
ないようにと願わずにいられません。
とにかく、読んでいるときは夢中になれるし、知識欲も刺激される、
素晴らしい作品でした。



テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

チーム・バチスタの栄光/海堂尊
またまた記事更新が大幅に遅れてしまいました。忙しいのに加え、「プリズン・ブレイクシーズン2」も観ちゃったんです。シーズン1に引き続き、面白かった!しかし、「24」に加え、いつまで続くんでしょうか・・・。

チーム・バチスタの栄光を読みました。いやー、面白かった!
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)
海堂 尊
4796661611

第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、一気に28万部突破のベストセラー入りを果たした大人気メディカル・エンターテインメントが、ついに文庫化です。東城大学医学部付属病院の有能な心臓手術チームに起こった、連続術中死の謎を追う医療ミステリー。万年講師の窓際医師・田口公平と、厚生労働省からやってきた変人役人・白鳥敬輔の掛け合いが圧倒的に面白いと大評判になりました。脇を固めるキャラクターも個性派ばかり。コミカルなやりとりと、リアルな医療現場の描写は、現役医師である著者にしか描くことができません。新作を次々に発表し、人気作家としての地位を確立しつつある著者・海堂尊の原点が、このデビュー作に詰まっています。(アマゾンより)

アメリカ帰りで、この病院のエース、桐生のチームが担当するバチスタ手術は、非常に難しい手術であるにもかかわらず、桐生が担当するようになって以来ずっと成功しており、新聞に特集が組まれるほどだった。ところが、最近3件連続して手術中に患者が死亡するという事態が発生する。これは、手術室という特殊な舞台で行われた密室殺人なのか?そこで、病院長の特命を帯びて窓際医師の田口が事件の解明にあたることになる。更にそこに厚生労働省から変人役人の白鳥が送り込まれてきた。
このコンビが面白く、特に白鳥のキャラクターは出色です。本当に嫌な奴なんですが、「ロジカル・モンスター」の異名を取るぐらい論理的で、そこに心理学的なアプローチも加えた一種の名探偵なんです。
他の登場人物もそれぞれキャラが立っていて、一気に読み進める感じです。
勿論、難しい医学用語も出てきますし、何故術中死が起こったのかを本当に解き明かすには、医学的な知識が必要だと思いますが、そんなことまったく知らない私でも楽しく読めました。
医療問題に触れつつ、単純にエンターテイメントとしても楽しめるいい作品でした。