昨日、家でテレビをつけたら「ベストハウス1.2.3」という番組で 感動したCMベスト3みたいなことをやっていました。 私が観たのは、ちょうど1位のCMを流すところだったんですが、 この1位は当時私もすごく感動して、その影響で本も読んでまた感動したCMでした。 どうしても、この本のことが書きたくなったので、今日はそのことについて書きます。
たったひとつのたからもの 加藤 浩美

小田和正の歌をバックに流れる明治生命のCM。小さな男の子と家族の写真が数枚切り替わる。海を背景に父親が息子を抱きしめている写真で終わる、わずか数十秒のCMが全国的に話題を呼びました。男の子の名は加藤秋雪くん。生後一カ月でダウン症と判明、心臓の合併症で一年の命と告げられます。しかし秋雪くんは六年余りを精一杯生きて、一九九九年に世を去りました。この本は、秋雪くんの一生をレンズを通して見つめ続けた母親、浩美さんの記録です。いちばん大切なものは何だろう。そう自分に問いかけたくなる本です。 (アマゾンより)
この本が出版されたのは知っていたので、本屋に行ったときに、平積みされていた その本を手に取り、立ち読みしてみることにしました。 そうしたら、プロローグの所を読んだだけで、涙が溢れてきて困ってしまい、 あわてて読むのをやめて購入し、家に帰りました。
家に帰って読んでみると、やっぱり涙が止まりません。 秋雪くん自身もご両親始め周りの人も、みんな必死になって一生懸命生きているのが 伝わってきて。 我が子が生まれながらに重病で、余命1年と厳しい宣告を受けたらどう思うんだろう? 辛く悲しいどころではなく、恐らく申し訳ないような気持ちにもなるだろうし、 打ちのめされて何も手に着かないかもしれません。 でも、このご両親は、惜しみなく愛情を注ぎ、一生懸命生きています。 勿論、秋雪くん自身も。 秋雪くんの存在そのもので周りの人が幸福を感じているのも伝わってきます。 周りの人にとって、秋雪くんは本当に「たったひとつの(かけがえのない)たからもの」 なんですね。
この本の中で、お父さんが秋雪くんを抱きしめている写真があるんですが、写真を 撮っているおかあさんは「お父さんの方が秋雪に抱きしめられているように見えた」 というようなことを言ってるんです。これ、すごく分かります。 私自身も子供を抱きしめているときに、逆に抱きしめられているような 不思議な幸福感に包まれることがあります。
この本の中で「人の幸せは命の長さではない」という言葉があります。 これを読むと本当にその通りだと思います。 では、何によって決まるのか?一瞬一瞬を大切に一生懸命生きることなのか、 惜しみなく愛情を注ぐことなのか? 今の自分は、そのどちらもできているとはとても言えないんですが、一生懸命 生きなきゃと改めて思いました。
「この本感動するよ」っていう勧め方はしたくないんですが、より多くの人が 読んで秋雪くん(とその家族)の存在を記憶にとどめて欲しいなと思います。
最後に、そのCMをユーチューブで見つけたので、アップしておきます。 小田和正の歌が、秋雪くんのために作られたんじゃないかと思うくらい すごくこのCMに合っています。
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