映画と本と、時々・・・
感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
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ラブ・レター~パイランより~
浅田次郎の原作を韓国で映画化した、「ラブ・レター~パイランより~」を
観ました。かなり泣いてしまいました。
ラブ・レター~パイランより~
ソン・ヘソン 浅田次郎 アン・サンフン
B0000QTY6U

うだつの上がらないチンピラのイ・ガンジェ(チェ・ミンシク)のもとに、妻が死んだという訃報が。結婚した覚えのないガンジェだったが、その女性は金のために偽装結婚した書類上の妻パイラン(セシリア・チャン)だった。パイランの顔も思い出せないガンジェだったが、遺体を引き取りに彼女が暮らした街へと赴く。そこにはパイランがしたためたガンジェ宛ての手紙が遺されていた。
一度しか会ったことのない女性の生きてきた日々をたどるうち、想いがあふれ出る“出会わないラブストーリー”。この原作の設定を最大限に生かし、チェ・ミンシク、セシリア・チャンが見事な演技で涙なくしては見られない傑作に仕上げた。監督のソン・ヘソンは本作で青龍映画賞監督賞を受賞している。(茂木直美) (アマゾンより)

いや~、泣けました。途中は、正直眠たくなったりもしたんですが、パイランの想いが
徐々に伝わってきて、海辺でガンジェがパイランの手紙を読むシーンでは号泣でした。
更に、ガンジェの想いも伝わってきて、ガンジェと一緒に嗚咽を漏らしてしまいました。
「ツォツィ」は赤ちゃんによってツォツィが人間性を取り戻していく物語でしたが、
この作品もガンジェがパイランの一途な想いによって、今までの自分を見つめ直し
まっとうに生きようと決意していく過程を描いているように思います。
それを、演技や表情によって完璧に表現しているチェ・ミンシク。うまいですねー。
また、ちょっと理解しがたい程のパイランの想いもセシリア・チャンの清楚な魅力で
同調してみることができました。

そして、何と言っても、この作品は原作がいいんです。
私も以前読んだんですが、「鉄道員」という短編集に収められています。
鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
浅田 次郎
4087471713

原作の「ラブ・レター」を読んだときも泣いてしまったんですが、浅田次郎の
人に涙を流させる才能は天才だと思います。この短編集は、すべていいので、未読の方は
是非一度読んでみてください。短編なので、そんなに気負わずに読めると思います。


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テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画

サムライソウル/ウルフルズ
今週火曜日の21時から「THE M」という音楽番組を観ていたら、
ゲストでウルフルズのトータス松本が出ていました。
その時に、トータス松本がギターで弾き語りをした「サムライソウル」という
曲がめちゃくちゃ格好良かったので、思わずご紹介することにしました。

ウルフルズは、以前は普通に好きという程度だったんですが、あるインタビュー
か何かでミスチルに対する劣等感みたいなものを持っているという記事を
読んで、何故かそれが魅力的に思え、あるロック・フェスティバルで初めて
生でライブを観て、すごく楽しく感じ、カバー曲とかをじっくり聴くと、
トータス松本ってすごくロックスピリットもあるし、ソウルフルでもあるなーと
徐々に好きになっていった感じでした。
で、この番組の中で、音楽をやめようと思った時期があり、その時に黒澤明監督の
映画を観まくり、三船敏郎の虜となり、音楽をやめて役者となり、三船敏郎を
目指そうと本気で思ったそうです。
何かそういう”もがき”ってすごく分かるし、その思いが三船敏郎に行ったというのも
私的には大正解で(よくぞそこへ行った、それは正しい!という感じ 笑)、
すごく親近感を感じました。
周囲の説得もあり、結局音楽で行くことにしたんですが、その時に三船敏郎への
思いを込めて書いた曲が「サムライソウル」です。
この歌詞、最初の7行の頭の文字をつなげると「みふねおしろう」になるんです。
(としろうではなく、おしろうなのはご愛敬)
で、この「サムライソウル」を演奏したんですが、トータス松本の風貌、声、
奏でられるギター、どれをとってもすごく格好良く、勿論曲も歌詞も最高に
格好いい!特に歌詞は、男としての立ち方を歌うと同時にラブソングでもあり、
しびれました。男ならすべて奮い立ち、女ならそんな男に愛されたいと願うだろう!
って感じです。(ちょっと興奮 笑)
とにかく、ロック好きな人なら「ウルフルズってコミックバンドじゃないの?」
「トータス松本ってむさ苦しくて嫌」とか言わずに一度観てもらえるとうれしいです。



どうですか?カッコイイでしょ?
これを観た後、さっそくCDも買ってしまいました。
サムライソウル
ウルフルズ トータス松本 伊藤銀次
B000CBO15C

結構聴きまくってますが、やっぱり弾き語りバージョンの方がいいです。
(でも、CDの方が歌詞も含めもう少し曲が長かったです。)
弾き語りバージョン出してくれないかな~。

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

ツォツィ
「ツォツィ」を観ました。考えさせられたし、泣けました。

ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)
プレスリー・チュエニヤハエ.テリー・ベート ギャヴィン・フッド
B000TILW8C

南アフリカ、ヨハネスブルグ。世界で一番危険なスラム。アパルトヘイトの爪跡が今も残る街に生きる一人の少年。本名は誰も知らない。ツォツィ=不良(ギャング・犯罪者を表すスラング)と呼ばれるその少年は仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返し、怒りと憎しみだけを胸に日々を生き延びていた。名前を捨て、辛い過去を封印し、未来から目をそらし・・・。しかし、ある出逢いによって、ツォツィの人生は大きく変わり始める。奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊。生まれたばかりの小さな命に、ツォツィの封印していた様々な記憶を呼び覚まされていく。やがてツォツィは「生きること」の意味や命の価値に気づき
、希望と償いの道を歩み始める。(アマゾンより)

この映画、最初の方で、主人公ツォツィを含むワルの仲間4人が、駅でその日の
ターゲットを品定めします。ターゲットを決めると電車に乗り込み、周りを取り囲んで
恐喝し・・・。このシーン、すごく緊迫感があって怖いです。金持ちを目当てに恐喝を
するのが目的だったんですが、もしかしたら、食うことに困らない普通の生活を
しているだけの自分でも、その事実だけで憎悪の対象になりうるのかもという
想像もさせられました。
そして、人を人とも思わない暗く冷たい目、常に何かに怒り憎悪しているような
ツォツィ達。実際に行ったことはないので分かりませんが、こういう世界は
恐ろしいし、こういう世界を作り上げた人間社会も恐ろしいと思います。
その中でもツォツィはリーダー格で、当然残忍な面を持ってるんですが、ある日
奪った車の中にいた赤ん坊に気づき、連れ去ったところから徐々に変わっていきます。
赤ん坊を奪ったら、足も着きやすいし、厄介なのは分かっているのに、連れ帰った
ところに人間味を感じます。それをさせる赤ん坊のパワーもすごいものがあるし、
考えてみたら人は皆生まれたときは赤ん坊で、そういうパワーを持って生まれて
るんですよね。

話戻りますが、育てるためにはやはり母乳が必要だということで、小さい子を抱える
お母さんを捜し、母乳をあげるよう要求します。
ただ、このときも銃を向けて脅すんです。他にやり方を知らないというか、今まで
好意とか優しさで他人に何かをしてもらった経験がないからなのか、ある意味悲しい
場面です。でも、脅すところまではすごく険しい顔をしてるんですが、お母さんが
優しくあやしながら、おっぱいを飲ませるところを見るにつれ、ツォツィ自身も
段々と無垢な優しい顔になっていくんです。この辺りの表情の変化、すごくうまいです。
初めて見る役者ですが、目で語れる感じがするし、雰囲気のあるいい役者だと思いました。

徐々にツォツィの過去も明らかになってきて、赤ちゃんを育てるのは、自分自身を
生まれたときからやり直したいというような思いもあるのかなと思いました。

以下、エンディングについてネタばれコメントです。(要ドラッグ)

レンタルDVDにも別エンディングが2通り入ってたんですが、私は断然本編で観た
バージョンがいいと思いました。すごくいい終わり方だったと思います。
殺されてしまうのは、ありがちな展開だし、何の解決にもならないと思います。
また、逃げるのではもっと悪い。その後のツォツィに思いを巡らせ、贖罪とか更正に
ついて考え、ツォツィのような人間を生み出した環境についても考えることができる
本編のバージョンは良かったと思います。
更正ということについてですが、ツォツィ(とその仲間)のやったことはひどいことだし、許せることではないんですが、自分自身で子供を返しに行ったこととあの涙を見て
もしかしたら、ツォツィはすごく立派なことをする人間に生まれ変われるかもと
いう希望は持てました。

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ローカル・ヒーロー
マーク・ノップラーが音楽を担当した映画、「ローカル・ヒーロー」を観ました。
ローカル・ヒーロー
バート・ランカスター ピーター・リガート ビル・フォーサイス
B000KN8RGQ

テキサス州ヒューストンの石油会社に勤務する若手エリート社員マッキンタイア(ピーター・リガート)は、社長(バート・ランカスター)からスコットランドの小さな漁村に石油コンビナートを建設するための土地買収の任を受け、現地へ向かうが…。
ビル・フォーサイス監督の名を一躍有名にしたコミカルなヒューマン映画。全編どこかずれたユーモアが実にほのぼのとして楽しく、また自然保護がテーマになっているものの、それを全面に出すのではなく、漁村の美しい星空に託して描いているので、観る側も心地よくメッセージを受け止めることが出来る。村にオーロラが出現し、主人公が興奮するシーンも感動的。天体観測マニアという、名優バート・ランカスターのキャラ設定も実に微笑ましくうれしい限り。(的田也寸志) (アマゾンより)

このブログでもご紹介したことがある、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが
全編にわたって音楽を担当したと言うことで、前から非常に観たかった映画です。
と言うわけで、音楽メインで観たのですが、内容も良かった。

ある石油会社がコンビナート建設のため、エリート社員マックを派遣して、土地買収の
交渉に当たらせる、と言う物語なので、普通なら自分たちの生活を守るため、
自然保護のため、買収反対の住民と、それに対しあの手この手で責める会社側という構図に
なりそうなものですが、全然違うんです。なんか、のほほ~んとしてるんです。
住民側も金をもらって生活を楽にしたくて、いい値段で買って欲しいばかりだし、
ちょっと変わった住民揃いなんです。だけど、金の亡者みたいな感じでは全然無く
マックが長距離電話をかけたいというと、みんなが小銭をあるだけ出してくれたり
するんです。更に、その内の一人は公衆電話の使い方をバカ丁寧に教えてくれるし。
こんな住民達の性格や生活が美しい自然と共に描かれ、その中でマックの気持ちも
徐々に変わっていくのが分かります。住民も今の生活の大切さが分かってくるようです。

こんな感じで、物語は淡々と進んでいくので、つまらなかったり、眠たくなったりする
人もいると思うんですが、自分の生活や社会全般に対して漠然とした疑問や不安・不満を
抱えている人には、思いがけず心に染みわたるかもしれません。
印象的なシーンや小道具が散りばめられているので、それぞについて語り合いたくなる
感じもあります。流星やオーロラといった美しいシーンから、うさぎや貝殻、人魚?
ロシア人の無線や歌、レモンをかけるシーン等、観てない人にはなんのこっちゃですが。
それに何と言っても、海岸沿いにポツンとある赤い公衆電話ボックス!これは実在の
もののようで、日本からわざわざ見に行った人も結構いるみたいです。
私も勿論、行ってみたくなりました。オーロラも観たい!

そして、マーク・ノップラー!やっぱりいいですね~。「ゴーイング・ホーム」
(テーマ曲)が様々にアレンジを変えて登場するだけでも感涙モノですが、
その他の曲もすべていい。心に染みるな~という感じです。
音質的にちょっとイマイチだったんですが、音楽だけでも私にとっては
素晴らしい作品でした。


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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」を観ました。好みにピッタリはまって、
すごく面白かったです。
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(ユニバーサル・セレクション第4弾) 【初回生産限定】
ケビン・スペイシー.ケイト・ウィンスレット.ローラ・リネイ.ガブリエル・マン.マット・クレイヴン.レオン・リッピー アラン・パーカー
B000TDVOOY

同僚の女性を殺した罪で死刑宣告を受けた元大学教授。死刑執行まで3日となったとき、彼は手記を書いてもらうために記者と面会する。話を聞く記者は、彼の無実を確信し、死刑判決を覆そうとするが…。『フェーム』『ミシシッピー・バーニング』など、多くのジャンルで傑作や問題作を生み出してきたアラン・パーカー監督による、衝撃的な展開をみせるサスペンス。
死刑囚を演じるのはケビン・スペイシー。死刑反対運動に加わりながら、過去に教え子をレイプした容疑で逮捕された複雑なキャラを、いつも以上に謎めいた演技で見せ、観る者を煙に巻いていく。そんな彼に対して、観客はケイト・ウィンスレット扮する記者と同じ目線で事件の核心に迫ることになる。死刑の是非という社会派の一面に、事件の鍵となるおぞましいビデオ映像も織りこんだ展開は、パーカーのパワフルな演出力もあって、最後の一瞬まで緊迫感をキープ。そして訪れる結末は「ズシリとした余韻」などという形容も甘く感じられるほど、観終わった後、当分の間、心の奥から離れないはずだ。(斉藤博昭) (アマゾンより)

いや~、面白かった。この作品なんで公開当時知らなかったんだろう?
最近になって、雑誌か何かで読んですごく観たくなり、やっと観ることができました。
皆さんはご覧になってますか?

死刑制度の是非を問う問題作という紹介のされ方も多いようですが、私としては
まずリミット型のサスペンス・ミステリーとして楽しめました。
死刑執行まであと4日と迫った死刑囚、デビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)への
インタビューを女性記者のビッツィー(ケイト・ウィンスレット)が重ねていく内、
これは冤罪なんじゃないかと思うようになり、真相を求めて奔走する。
ほとんど唯一の友人となっていた、死刑反対運動家のコンスタンス(ローラ・リネイ)を
ゲイルは本当に殺したのか?殺したとすれば何故か?陰謀がからんでいるのか?等の
謎を絡ませながら、ビッツィーと同じ目線に立って、解き進めてゆくところが、まず
面白かったです。そしてラストにはどんでん返しもあり、これもなかなか強烈でした。
複線的なモノも色々と敷かれていたなと分かります。
そして、すべて見終わった後で、死刑制度について自然に考えてしまうようになる。
という感じで、エンターテイメント性もあり、深みもあるいい作品でした。

ケヴィン・スペイシーはいつもながらいいですね~。でも、「何か企んでるに違いない」
「どこでどんでん返しが起きるんだ?」という目で見てしまうのが玉にキズ。(笑)
ケイト・ウィンスレットも、今まであまり好きではなかったけど、今作ではすごく
良かったと思います。ローラ・リネイは「ラブ・アクチュアリー」が好きなんですが
全然違う今回の役も良く、幅広い人だなと思いました。

死刑制度については、本当に考えてしまいますね。ただ、ここではちょっと語り尽くせ
ないので控えます。
映画全体を通して考えると、死刑制度について考えるというテーマもありますが、
やっぱりデビッド・ゲイルの人生なんだなと思います。
特に息子への思い。同じ父親として、よく分かります。じ~んと来るところが
いくつかありました。





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