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感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
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裸のランチ
ウィリアム・S・バロウズ原作、デイヴィッド・クローネンバーグ監督の「裸のランチ」を
観ました。
裸のランチ
デイヴィッド・クローネンバーグ ウィリアム・バロウズ
B00006G90P

デヴィッド・クローネンバーグ監督がウィリアム・S・バロウズの原作をもとに映画化した作品。怪しげな登場人物にグロテスクなクリーチャー。しゃべるビッグ・サイズの昆虫に、ジェームズ・ウッズの神経症的な表情。
鑑賞者の神経を刺激するビジュアルメイクに関しては確信犯のクローネンバーグ監督だが、本作での悪趣味ぶりはバロウズという後見人を得たことでいつもより三割増。
1953年のニューヨーク。害虫駆除業者ウィリアム・リー(ジェームズ・ウッズ)は妻の頭上に乗せたグラスを銃で撃ち落とす「ウィリアム・テルごっこ」で、誤って妻を射殺してしまう。麻薬の力に導かれ「インターゾーン」へと逃げ込んだリー。そこには多用な国籍の奇怪な人々がうごめき、巨大な麻薬工場が営まれていた…と、ストーリーを書いてもイメージこそ湧くものの、物語としての体裁はないに等しく、明らかに原作者のバロウズをイメージした主人公の不思議な体験をじっと眺めていくしかないだろう。ただしハワード・ショアの音楽がこの悪夢のような映像に心地よさを加味しており、オーネット・コールマンのサックスに恍惚としているうちに、クローネンバーグの術中にハマってしまうので御用心。難解な作品ではないが、観客を選ぶ作品と心得られたし。(斉藤守彦) (アマゾンより)

上記あらすじで、主演のウィリアム・リーがジェームズ・ウッズとなってますが、ピーター・ウェラーの間違いです。ジェームズ・ウッズは出てきません。

この作品は、前から気になってたのですが、何となく難解そうで敬遠してました。観てみたら、やっぱり難解だったんですが、面白かった。堪能しました。ただし、ちゃんとした
レビューが書ける程理解したとは言いません。最初から言い訳です。(笑)
この作品はどうやらバロウズの「裸のランチ」をベースに、ウィリアム・テル事件を始め
バロウズ自身のことも絡めて描いた作品のようです。主人公のウィリアム・リーも
バロウズをイメージしています。私は、ウィリアム・テル事件のことは以前から知って
いて、それでバロウズにも興味を持っていました。

この作品を解説しようとは思いませんが、自分の好きなところを挙げてみます。まず、
セリフとして気に入ったのは、うろ覚えですが、「推敲は頭の中の検閲か?」という
ような言葉です。最初に頭の中からほとばしり出た言葉と、より自分の考えを伝わりやすく
するために練り直した言葉。どちらが自分にとっての正しい言葉なのか?とか色々
考えさせられます。主人公がカブトムシ(かゴキブリ)型タイプライターに導かれるままに
文章を打つときの恍惚とした感じも印象的で、この映画のテーマは、麻薬中毒者の作家が
体験する幻想を通じて、(美しい)文章を生み出すことの苦悩みたいなことなのかなーと
思ったりしました。一線を越えなきゃ生み出せないぞと言うような。

後は、ゴキブリタイプライターを始めとするグロテスクだけどユーモラスなクリーチャーと
幻想的な世界観を現したビジュアル面も良かったです。クローネンバーグを最初に観たのは
「ザ・フライ」なんですが、これ大好きなんですよ。ハエと人間との合体という、
グロテスクで「気持ちワリー」とか「バカバカしい」とかなりそうなテーマなのに、
最初から最後まですごく面白かったし、ハエ男の苦悩みたいなものも伝わってきて、
ドラマ部分にも感情移入してしまうような傑作でした。この作品でもグロさが更にパワーアップ
した感はありますが、私にはどちらかというと面白い感じでした。

音楽も、ほぼ全編を通してサックスを中心としたジャズが流れてるんですが、合ってるのか
合ってないのかよく分からないけど、すごくいいムードを醸し出していました。異世界の
ような感じが伝わって良かったと思います。

やっぱり、このレビュー支離滅裂ですね。(笑)
でも、面白かったです。誰にでもおすすめという作品ではないですが、私には
クローネンバーグの世界、合っているようです。



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テーマ:DVDレビュー - ジャンル:映画


この記事に対するコメント
倒錯世界
CDさん、こんにちは!
「ザ・フライ」はクローネンバーグだったんですね。
あれは古いオリジナルも好きですよ!
不気味なんだけど哀しさも出てましたよね。

この「裸のランチ」はトリップした世界を描いているような。
(もちろんそれだけじゃないメッセージがありそうですが)
私がクローネンバーグ監督で観たのは、「ザ・フライ」の他は、
「イグジステンズ」という奇妙なゲーム機の作品と
「スパイダー」という病んだレイフ・ファインズの作品で、
同じように現実離れした倒錯の不思議世界を描いたものでした。
普通じゃない世界観を創り出すのが好きな監督のようですね。
私も、けっこう合っているかも(^_^;
【2008/08/26 17:08】 URL | YAN #9L.cY0cg [ 編集]

なんでジェームズ・ウッズなんだろう??
コレ、映画館に観に行きました。(すんごい昔だ~)
私の感想もCDさんとほぼ同じで「良くわからんが好き」というもの☆
ウィリアム・テル事件って、実際にあった事件なんですか(@@)知らなかったです~

以前ネット上で今作の話になった時にスンゴイ白熱して怖かったことがあり(--;
バロウズのような熱狂的信者のいる人の作品を語るのは、ちょっぴし怖いです・・・
なので、できるだけサラッと^^;(←てか、語れるほど知らないんですが)
【2008/08/26 17:22】 URL | わさぴょん #8iCOsRG2 [ 編集]


YANさん、こんにちは!
オリジナルって「蝿男の恐怖」ですか?それは観てないんですよ。
かなり古いと思うんですが、面白いんですね。

私も、この作品はトリップした世界を描いているんだとは思いますよ。
イグシステンズとスパイダーも観たいなーと思ってる作品です。
本当に、倒錯した不思議世界を描くのが好きな人のようですね。
不思議世界は全然だめな場合もあるんですが、クローネンバーグの
世界は面白いんですよ。倒錯した世界や変態的な内容が多いし、
ルックスもオタク的な感じがしますが、実はすごくまともで
論理的な人なんじゃないかと勝手に想像してます。
デヴィッドという名前の監督って、リンチやフィンチャーも含め
みんな独特の世界観を持っていて、それぞれに面白いですよね。

【2008/08/26 17:33】 URL | CD #- [ 編集]


支離滅裂だなんてとんでもない!
しっかり伝わってますよ。
ちょっとトリップした世界観、そして、楽しかったという感想がわかりますから。
「ザ・フライ」懐かしいですね。
自分も好きでしたぁ。
この作品も、気になりますね。
【2008/08/28 05:41】 URL | 亮 #- [ 編集]


わさぴょんさん、こんにちは!
あれ?昨日わさぴょんさんへの返信書いたはずなのに消えてる。
気を取り直して、もう一度書きます。

私もこの作品は「よく分からんが好き」なんですよ。
テリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」なんかと
「よく分からんが好き」さ加減が似ています。

ウイリアム・テルごっこは実際にあった事件で、
他にもバロウズは振られた腹いせに恋人(男)に
自分の小指を切断して送ったこともあるようです。

議論が白熱して怖くなるくらい熱狂的信者がいるのも
分かる気がします。
私には理解できそうもないけど惹かれますねー。
原作もいつか読んでみたいです。
【2008/08/28 10:14】 URL | CD #- [ 編集]


亮さん、こんにちは!
フォローしていただき、ありがとうございます。
言いたいことは色々あるんだけど、うまく表現できないというか
読み返すとちょっと自分の思ってたことと違うなーということが
よくあるんですよ。

「ザ・フライ」面白いですよね。
また観たくなったなー。
【2008/08/28 10:16】 URL | CD #- [ 編集]

CDさん、お久しぶりです♪
私もこの作品好きです~♪
この不思議な世界観は、引き込まれてしまいます。
何回観ても理解不能なのに、なぜかそそられます~☆

うまく表現できませんが、哲学者がドラッグやりながら撮ったみたいなかんじがします。
単に不思議っぽいっていうのではないところに惹かれます♪

「フライ」は古いほうのしか観たことないのですが、あれも良かったです♪
私にとっては悲しいコメディーでした。最後のシーンがすごく切なくなりました☆
【2008/08/29 15:38】 URL | アイノワ #- [ 編集]


アイノワさん、こんにちは!お久しぶりです。
アイノワさんもお好きなんですね。いいですよね~。
本当に何故かそそられますよね。不思議な魅力を持った映画です。

>哲学者がドラッグやりながら撮ったみたいなかんじ
うん、そうかもしれない。その辺が、意味不明でつまらない映画と
この映画との違いかもしれませんね。

フライの古い方というのは、オリジナルのことですか?それとも1作目?
私は、オリジナルは未見で、ザ・フライは1と2を観ました。
1作目は切なかったですね~。B級テイストにも溢れた映画なのに
切なくなるなんてすごいですよね。
【2008/08/29 16:35】 URL | CD #- [ 編集]

フライは
オリジナルを観たのだと思います~☆
1とかついてなかったので多分そうかなと。
髪の毛がアフロヘアー風な俳優さんで、映像もかなり古かったです。
【2008/08/29 21:36】 URL | アイノワ #- [ 編集]

インターゾーン
この映画、見た直後は何がなんだかわからなくて頭の中がウニ状態だったのですが、
ビデオで見直したりしているうちに、すっかりハマッてしまいました。
最近はクローネンバーグの映画も完成度が高くなって、ますます面白いものの
「頭がウニ」にはあまりならなくなって、残念なのかそれとも良かったのか!?

蝿男オリジナル版は、昔テレビでやっていたのをみました。
かなりB級チックでした。
原作小説はSF短編で、収録文庫『蝿』はほかの短編もかなり面白かったです。
背筋寒くなる系。





【2008/08/29 22:28】 URL | ぴむ #- [ 編集]


アイノワさん、こんばんは!
オリジナルだと、多分「蠅男の恐怖」というタイトルで1950年代の
作品だと思います。
「ザ・フライ」の1作目は1とはついてなくて、しかも2作目はクローネンバーグでは
ありません。主演のジェフ・ゴールドブラムもたしか頭もじゃもじゃだったので
多分クローネンバーグ版の「ザ・フライ」じゃないかなーと思います。
【2008/08/30 00:01】 URL | CD #- [ 編集]


ぴむさん、こんばんは!
「頭がウニ」状態ですか!分からないところが分かる気がします。(笑)
これは再見に耐える作品だと思うので、観るたびにはまっていくんでしょうね。
完成度が高くなるにつれてとんがった部分が無くなってくるんですかねー。
確かにファンとしては複雑なところですよね。
(私はまだ詳しくないですが)

蠅男も原作も鑑賞済みなんですか。凄いですね。
背筋寒くなる系の面白い短編なら原作もそそられますね~。
【2008/08/30 00:07】 URL | CD #- [ 編集]


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