映画と本と、時々・・・
感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
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パンズ・ラビリンス
ちょっと前に観た「パンズ・ラビリンス」をご紹介します。

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子どもが主人公のファンタジー映画となると、ある程度、パターン化されてしまうが、この『パンズ・ラビリンス』は違う! 少女が目にする幻想かと思われる世界と、1944年、内戦下のスペインという状況が見事にミックスされ、摩訶不思議でありながらリアルで切実なストーリーが完成されたのだ。異才ギレルモ・デル・トロ監督によるオリジナル脚本。独裁者フランコに心酔する大尉と母が再婚することになり、オフェリアは大尉の駐屯地である山奥へやって来る。途中の山道で奇妙な昆虫と出会ったことをきっかけに、彼女は現実とは思えない体験をすることになる。
 手のひらに目玉がある怪人、うごめく根菜のような生きもの、巨大カエルが吐き出す粘着系の物質など、他のどんな映画でもお目にかかれないビジュアルは、デル・トロの真骨頂。CGも使われているが、あくまでもアナログ感が重視され、クリーチャーによっては特殊メイクや着ぐるみが効果的になっている。ファンタジーにおける「リアル」は、じつは少し歪んで頼りないものであることを、デル・トロは証明しているようだ。少女の目線から見た世界がどこまで現実なのかは観客に委ねられるが、大尉らにまつわる残虐描写は生々しいほどに現実的。キャストの演技もすばらしく、オフェリア役、イバナ・バケロのナチュラルで瑞々しい表情には驚嘆するしかない。(斉藤博昭)(アマゾンより)

普段、ファンタジーはあまり観ないんですが、これはかなり評価が良かったので
観てみることにしました。実際観てみて相当良かったです。
妖精みたいなものとかグロテスクなクリーチャーも出てくるし、ファンタジーっぽい
展開も出てくるんですが、見終わった印象としてはファンタジーではないです。(私の嫌いなタイプの)
残酷で哀しい部分と何とも言えない美しさを感じる部分が融合した独特な世界観が
なかなか良く、余韻に浸れました。
ファンタジーという言葉だけで敬遠している人はもったいないと思いますよ。
ここからは、ネタバレかもしれないので、一応反転しておきます。

この映画のどこまでが、現実の物でどこからがファンタジーなのかは、観る人によって
分かれると思いますが、私は基本的にはファンタジーの部分はオフェリアの
イマジネーションのように思いました。余りにも過酷で酷い現実から、
逃避するために思い描いた世界なのかなと。
本を読むのが好きな子だったようなので、本の世界から発展した想像なのかな
という気もします。
また、監督は悲惨な現実を描きたかったけど、どこかに希望も持たせたくてそれで
ファンタジーという形式をとったのかなとも思います。
(ファンタジー好きではないから、そういう設定だと思いこんだのかもしれません)

まあ、そういう目で見たせいか、あまりにも酷い世界を作り出してしまったことへの
反省を促されるような気分、どーんと落ち込むような印象を受けました。
その一方で、オフェリアの魅力も手伝って、子供の持つ純真さ・希望みたいなものも
伝わり、その対比が素晴らしいなと思いました。
また、想像力というものの素晴らしさも同時に描いていたように思います。
例によって、まとまりのない文章になってしまったんですが、すごくいい作品でした。

人間って本当に恐ろしい。だけど、子供達に夢のある未来を見せたいものです。


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テーマ:DVDレビュー - ジャンル:映画


この記事に対するコメント

CDさん、反転してないしてない!
でも読んでもそれほど「ネタバレ!」とは思わなかったので、もうこのままでもいいかも?

どこからが現実でどこからが空想だったのか・・・
それは観る人によっても違うでしょうね~
いろんな捉え方があり、どれが正しいとかは無いんだと思います。

でも幸せになったと思いたい・・・><

【2009/01/09 18:33】 URL | わさぴょん #8iCOsRG2 [ 編集]

するどい
>ファンタジーの部分はオフィリアのイマジネーション
というのは鋭いですね。確かに、彼女の孤独な生死となりあわせの現実界のほうがよほど怖ろしいですもんね。
グリム童話なども、本当は、怖ろしい現実が裏に隠されているといいますね。
では、あくまでも幸せではない現実を投影するために、主人公たちはあえて禁をおかすのかなあ・・・。

私のを読み返したら、完璧ネタバレになっているので、トラックバックはやめておきます。CDさんのように、深く考えていませんでした!
【2009/01/09 21:46】 URL | たんぽぽ #- [ 編集]


わさぴょんさん、こんばんは!
すみません、やっちまいました。ネタバレ反転、早速直しておきました。
ご指摘ありがとうございます。

本当に色々な解釈ができますよね。
同じ人が観ても、その時によって違う解釈になるかもしれませんね。

幸せになったと思いたい。その気持ちよく分かります。
それにしても、わさぴょんさんもオススメしていただけあって、
素晴らしい作品でした。
【2009/01/09 22:31】 URL | CD #- [ 編集]


たんぽぽさん、こんばんは!
一つの解釈でしかないですが、あの過酷な現実、
周りが大人ばかりでほとんど味方もいない状態というのを
考えると童話とかファンタジーの世界に逃げ込みたくなり、
そういうイマジネーションを働かせるんじゃないかなと思いました。

詳しくは知らないですが、グリム童話も本当は恐ろしい話のようですね。
童話って単純に楽しむという部分も勿論あると思いますが、
生きやすくするための人間の知恵なのかなとも思います。

ネタバレの件は、自分自身がミステリ好きのせいか、
できるだけ真っさらな状態で作品を楽しみたいという気持ちが強く、
そのために反転したりしてます。(でも、隠し切れてる自信はないです)
だから、他の方の記事も、未見の作品の場合さらっとしか読まないようにしてるんです。
【2009/01/09 22:40】 URL | CD #- [ 編集]

こんにちは!
これはタイトルや宣伝画像などから、
まるっきりファンタジーのように思ってしまう人が多いでしょうね~
CDさん、敬遠せずに観てみて、良かったですよね!
独裁政治の残酷さを描いた、内容の深い物語だったと思います。

CDさんもご存知のように、
ファンタジー部分の解釈は、私は「現実派」なんですよね。
逃避の空想にしては、過酷過ぎると思ったんです。
でも、CDさんのように考えるのが一般的でしょうね。

何にしても、少女が健気で純粋でとっても良かった~☆
本当に、あのラストを信じたい気分です。
【2009/01/10 16:26】 URL | YAN #9L.cY0cg [ 編集]


YANさん、こんばんは!
そうですね。本当に敬遠せずに観て良かったです。
私も色々なとらえ方の出来る、深い内容だったと思います。

確かにファンタジーの部分が少女の空想だとすると過酷すぎますよね。
私は、確か最初の方のシーンでオフェリアが本を抱えているところが
あったと思うんですが、3つの試練とかはあの本の内容に近いのかなと思ったんです。

でも、仰るとおり、オフェリアは健気で純粋で良かったですね。
私の解釈とは矛盾しますが、あのラストを信じたい気持ちはありますよ。
【2009/01/10 23:04】 URL | CD #- [ 編集]


私もこれ観たときにズーンと落ち込みました^^;
ホラー映画だと思って観てたので目からウロコでした。
現実逃避したくなるほどひどい世の中にいると、想像力だけが唯一救いになるっていうところが妙に現代とリンクしていて、そこがリアルだなって思いました。

ラストは残酷で哀しいけど、「ハッピーエンド」だと思いたいですi-237
【2009/01/10 23:27】 URL | アイノワ #- [ 編集]


アイノワさん、こんばんは!
本当に、結構ズーンとくる映画ですよね。
ホラー映画だと思ってたんですか?
それだとかなりビックリでしょうね。でも、ある意味ホラー以上の部分もありますよね。

>現実逃避したくなるほどひどい世の中にいると、想像力だけが唯一救いになる
 そうそう、私もこう思いました。本当に妙にリアルなところですよね。

やっぱり、アイノワさんもハッピーエンドだと信じたい派ですね。
ここに来てくれる人の優しさを感じます。
【2009/01/10 23:35】 URL | CD #- [ 編集]


おはようございます!
パンズを鑑賞されたんですね!
オフェリアのイマジネーションの部分がファンタジー。
新たな切り口でCDさんの発想も、なるほど~と感銘しました!
そして私も思うんですが、
この世の中は、いわゆる「魂の試練の場」であるという事が
言われています。
勿論、試練や、訓練ばかりの人生ではなく、
幸せ、夢、希望も同時に味あわせてくれます。
現実世界が、いわゆる「試練」の場であり、イマジネーションの世界が
幸せ、希望と振り分けて、映画では見せていたのかな。。なんて
CDさんのレビューを受けて、考えてみました。
勿論、必ずしも正しい解釈ではないと思いますし、
仰るように人によって分かれると思います。
オフェリアの業である「生あるうちに受けなければ、いけない試練」が
達成されたラストでは、その後、オフェリアの魂は
浄化されて、より幸せに生きる為の扉を開ける事が出来たのかな・・と
思いました^^
ちょっと宗教臭いコメントで失礼しました(^^A
【2009/01/11 07:34】 URL | ぴーち #- [ 編集]


ぴーちさん、こんにちは!
ぴーちさんも鑑賞済みだったんですね。
ファンタジーの部分がオフェリアのイマジネーションというのは
単に自分の好みの解釈という感じです。
でも、それを元にぴーちさんがまた新たに考えてくれたというのが
うれしいです。
現実世界が試練、イマジネーションの部分が幸せ・希望ですか~。
それもありですよね。私もそれに近い印象を持ってます。
こういう風に記事を読んだり、コメントをいただいたりして
それを元にまた考えるというのもブログの良さですよね。

試練を終えた後、オフェリアは幸せの扉を開ける・・・。
私の解釈ではかなり悲観的なはずなのに、何故か私もこう思いたい。
そういう作りにしたところがこの監督のうまさだなと感心しました。
【2009/01/12 11:42】 URL | CD #- [ 編集]


CDさん、こんにちわ。

少女ファンタジーだと思って完全にスルーでしたが、
CDさんのレビューに惹かれて観てみました。
予想以上に面白かったです。

特に、ドロっとした暗い余韻が残る映画って結構好きなので、
ツボでした。

また、イロイロと参考にさせてもらいますw
【2009/01/29 17:33】 URL | wai #V2sZb5bY [ 編集]


waiさん、こんにちは!
このレビューから観ていただいたということで、ありがとうございます。
結構気に入っていただいたようでうれしいです。

この映画、少女ファンタジー的な宣伝方法はもったいないですよね。
ダークファンタジーという言葉だけでもピンと来ないし。

ドロッとした暗い余韻、残りましたね~。
私も基本的には暗く哀しい結末だと思ってるんですが、
取り方によっては希望の光も見いだせる、秀逸な作り方だと思いました。
【2009/01/30 10:32】 URL | CD #- [ 編集]


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