映画と本と、時々・・・
感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
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予告された殺人の記録/G・ガルシア=マルケス
前から気になってた「予告された殺人の記録」を読みました。
正にタイトル通りの、何とも凄い作品でした。

予告された殺人の記録 (新潮文庫)予告された殺人の記録 (新潮文庫)
Gabriel Garc´ia M´arquez

新潮社 1997-11
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町をあげての婚礼騒ぎの翌朝、充分すぎる犯行予告にもかかわらず、なぜ彼は滅多切りにされねばならなかったのか?閉鎖的な田舎町でほぼ三十年前に起きた幻想とも見紛う殺人事件。凝縮されたその時空間に、差別や妬み、憎悪といった民衆感情、崩壊寸前の共同体のメカニズムを複眼的に捉えつつ、モザイクの如く入り組んだ過去の重層を、哀しみと滑稽、郷愁をこめて録す、熟成の中篇。(アマゾンより)

先日、久しぶりの東京出張だったんですが、遅読の私が行き帰りの新幹線の中で読み切って
しまいました。淡々とした描写の中にも、何とも言えない悲劇的な予感(というか起こるのは
分かってるんだけど)と異様な緊迫感に包まれ、引き込まれてしまい、疲れたけど至福の
読書時間を過ごせました。
私なんかでは解説できないんですが、「誰もが顔見知りと言っていい、小さな村の中で
殺人を犯すことになる者の口から何度も予告されたにもかかわらず、何故その殺人を
防ぐことができなかったのか?しかも、犯人も本当は止められたがっているのは、
皆分かってたのに」ということについて、読んだ後色々と感じることがあると思います。
しかも、これが作者の親族の身に実際に起こったことだなんて・・・。

文学的にも素晴らしいと思いますが、それでいて読みやすく、ストーリー的にも
面白いです。たくさん出てくる人名を覚えるのが大変でしたが。
とにかく興味を持った方は是非読んでみて下さい。素晴らしい作品です。
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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌


この記事に対するコメント
実話に基づいた話・・・
CDさん、こんにちは!
出張の新幹線とか、通勤電車の中とか、
(めちゃくちゃ混んでる電車はダメだけど)
会社員ってそういう時間で読書できるからいいですよね~

なんだか映画に向きそうな内容だなあと思ってましたが、、
「作者の親族の身に実際に起こったこと」の部分を読んで、
背中がヒヤ~ッとしました。
ほんとに悲惨なムードが漂ってそう・・・
【2010/04/15 17:37】 URL | YAN #9L.cY0cg [ 編集]


YANさん、こんにちは!
そうですね。
私は、普段車通勤だし、出張はめったにないんですが、
この日は堪能できました。

この作品、映画化もされてるようですよ。
本があまりにも良かったので、今は観る気になりませんが。
(多分ガッカリすると思う)
本当に、こんなことが実際にあったなんて、ヒヤ~ッとします。
事件から30年後の小説化だそうですが、あまりにリアルな
内容に、作品発表後、作者に対する取り調べもあったとか。
それぐらい凄いです。
【2010/04/16 16:52】 URL | CD #- [ 編集]


CDさんこんばんは

1981年に30年後の小説化ということは
約60年前の事件かぁ~

結婚に対する意識が全然違いますよね
つーか、そんなに簡単にバレるのか?いや、わかるのか?って思いまつ
初夜の晩になんとかさんが実家に新妻を返しに来るとは思わんかった(笑)

読みやすい長さで面白かったのです

この街の人たちの、心理っていまの世の中にもちょっとあって
良からぬ噂が本当ならおもしろいじゃん!!ってところあるでしょう?
人間の本当に怖い部分を描いていたと思うんだけど
ちょっと慣れなかったのはそうです名前です
沢山登場人物が出てくるわけじゃないんだけど
なぜにフルネーム表示??
愛称とかにしてほしい
だいたい、他の作品って名前は短くしてるよね
ジムとかトムとか~
そこが、ちょいと私の頭を混乱させました

【2010/04/26 22:18】 URL | 雨里 #yl2HcnkM [ 編集]


雨里さん、こんにちは!
早速読んでくれたんですね。ありがとうございます。
カーの時もそうですが、本当にうれしいです!

時代的なことと、もしかしたらお国柄も含めて全然結婚に対する
意識が違いますよね。
初夜の晩に・・・というのは、本当に驚きですよね。(笑)

でも、そうなんですよ。この街の人たちの心理は、ある意味普遍的なもので
ここまで行くかどうかは別として、少しは自分にも周りの人を見ても
思い当たる部分があり、怖いですよね。
まして実際にあった訳ですからね。あの客観的ながらも迫真の描写で
ますます怖さが募りました。

名前だけはね~。(笑)リアル感を持たせるためなのかも分かりませんが、
日本人には辛かったです。いつもと違い、かなり集中して物語り全体を
把握しながら読めたんですが、それでも時々ページを戻さないとダメでした。
【2010/04/27 13:45】 URL | CD #- [ 編集]


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