映画と本と、時々・・・
感動したり面白かった映画や本について日記風に書いたブログです。 日々の出来事や音楽についても気ままに書いていこうと思います。
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生首に聞いてみろ
久しぶりに本を読み終えました。タイトルは「生首に聞いてみろ」!
「なんじゃそれっ?」ていうタイトルですよね。(笑)
生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)
法月 綸太郎
4043803028

首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。 (アマゾンより)

かなり、ガチガチの本格ミステリーです。タイトルの割に内容が地味なので、手に汗握る感じ
ではなく、結末であっと言わされるという程でもないですが、本格ファンの私としては
かなり楽しめました。
面白いなと思ったのは、彫刻に石膏直取りという手法があって、これはモデルの体に直接
石膏を貼り付けて型を取るという手法で、そのため、目だけは必ず閉じた状態のものしか
作れないということなど、彫刻に対する知識も深めつつ、それをうまくからめたストーリーに
なっていたことです。

「read more」に個人的な備忘録として、完全ネタバレのメモを書きます。すぐ忘れちゃうので。
未読の方は絶対に見ないでください。


16年前、各務順一が、川島伊作の妻・律子を犯して妊娠させ、その妹であり、自分の妻でもある
結子の名前で自殺したように見せかけ、殺害。伊作は弟・敦志と律子が不倫していたと思いこみ
律子の殺害を黙認する。事件後、結子は律子を装い、渡米し、同じく渡米していた順一と律子として
再婚する。
伊作は死んだ律子のデスマスクを作り、自分の死期が迫るとそれを使い、石膏直取りで律子の
首から上の彫刻を作る。それと、伊作の娘・江知佳の胴体の彫刻とを合わせ、母子像の最新作を作り、
16年前の事件を告発しようとする。
江知佳は、目を開いたままの彫刻を見て、真相に気づき、その首を切り落としてしまう。
それを使って、各務に真相を追求するために。だが、逆に各務に殺されてしまう。
そして、各務はその首を使って事件を混乱させる。
普通は生首を処理するために、石膏像を使うが、この作品ではまず、石膏像の首の切り落とし
(しかも犯人ではない)から始まり、後から生首を切断して、石膏像が殺人予告であったかの
ように見せかける。そこに、偶然や誤解が加わり、堂本や宇佐見といったそれぞれの目的を
もった人物がからみ、複雑になっていく。
誤解による家族の悲劇みたいなものも描かれている。
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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